便秘解消にリンゴが効果アリなのはどうして?効果的な食べ方やタイミングを検証してみた!

便秘解消にリンゴを食べた結果、スッキリ解消!効果的なリンゴの摂り方には食べ方タイミングがありました!リンゴが好きじゃない人も毎日食べやすいレシピなども紹介して行きます!

お腹の張りや腹痛に加え、肌荒れ・食欲不振など、様々な不調を引き起こす便秘

主に食生活生活習慣の乱れ、運動・睡眠不足、ストレスの蓄積などが原因として考えられますが、早く改善したいという理由から、薬や浣腸などに頼っている人もいるかもしれません。

しかしながら、薬や浣腸は応急処置であって使い続けることで効果は薄れ、便秘の根本を改善することはできません。

そこでオススメなのがリンゴでの便秘解消法
今回は、リンゴが便秘解消に効果的な理由や、効果的な食べ方などを詳しく紹介します。

リンゴが便秘解消にオススメの理由とは!?

リンゴは私達の体によい効果をもたらしてくれることが分かりましたね♪
では次に、リンゴが便秘に効く理由を詳しく見ていきましょう。

善玉菌を増やし、腸内環境を整える

リンゴに含まれる水溶性食物繊維の一種「アップルペクチン」には、腸内の善玉菌を増やすと同時に、腸内の有害物質に吸着して便と共に体外に排出する働きがあると言われています。

便秘を引き起こす悪玉菌を減らすことができるため、便秘になりにくい腸内環境を手に入れることができます。

腸の活動を活発化させ、排便をスムーズにさせる

リンゴには、「セルロース」と呼ばれる不溶性食物繊維が含まれています。

これは、腸を刺激して活動を活発化させる働きがあり、スムーズに排便されるよう促すことができます。

下痢にも効果的

「アップルペクチン」は、便から水分を吸収し、ゲル状に固める働きもあります。そのため、便秘のみならず下痢にも効果的です。

便秘を解消するためには、便をやわらかくする働きのある水溶性食物繊維と、便のカサを増し、腸の動きを活発化させる不溶性食物繊維をバランスよく摂ることが必要と言われています。

リンゴには、この水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれていて、比較的手軽に食べることができるので、便秘解消にはピッタリの果物です。

リンゴは便秘解消以外にもこんなに万能!医者が青くなるほどの効果とは?

「一日一個のリンゴは医者知らず」
「リンゴが赤くなると医者が青くなる」

という言葉があるように、栄養豊富で昔から
健康によいとされているリンゴ。

実際には、どのような効果が期待できるのでしょうか?

疲労回復効果

リンゴには、クエン酸やリンゴ酸が多く含まれます。
これは、疲労物質である乳酸を分解する働きがあるため、疲労回復効果が期待できます。

生活習慣病の予防

リンゴには、100種類以上のポリフェノールが含まれていると言われています。

中でも、「リンゴポリフェノール」
呼ばれるポリフェノールは強い抗酸化作用があり、
老化を防ぐほか、血液をサラサラにしたり、
血糖値の上昇を抑える作用もあるため、
動脈硬化や糖尿病といった生活習慣の予防にも役立ちます。

美白・美肌効果

強い抗酸化作用のあるリンゴポリフェノールは、
シミやそばかす、シワなどの原因となる
メラニン色素の過剰な生成を抑制する働きもあります。

リンゴは美肌・美白を目指す女性にもオススメです。

口臭解消効果

リンゴに含まれるポリフェノールには、
消臭効果もあります。
入れ歯の洗浄剤にリンゴの成分を
採用している商品もあるほどです。

そのため、口臭が気になる人にもオススメです。

いつリンゴを食べるのが正解?便秘に効く食べ方を伝授!

便秘解消に大きな効果を発揮してくれるリンゴ。
でも、何も考えずに食べても、効果を最大限に引き出すことはできません。

便秘に効く効果的な食べ方をご紹介します。

リンゴを食べるタイミング

便は、私達が寝ている夜の間に作られます。
作られた便はできるだけ早い段階で体外に排出されることが望ましく、
起床後おそくてもお昼前までの間に排便があること理想的です。

朝に排便するためには、朝から胃腸に刺激を与え、動きを活発化させることが重要。

タイミングでベストなのは、朝食でリンゴを食べることです。

リンゴに含まれる糖は、脳と体を目覚めさせるのには最適と言われ、
寝ている間に失われた水分を同時に補給することが出来る
とも言われているので、朝食時に食べるのが効果的でしょう。

リンゴを食べる量

早く便秘を解消したいからと言って、
1度に大量のリンゴを食べるのは
NG。

リンゴだけ食べれば便秘が解消されるというわけではありません。
1日の摂取目安は1個の半分ほど
これにプラスして、栄養バランスの摂れた食事を心がけてください。

効果的なリンゴの食べ方

◎皮ごと食べる

ペクチンなどの食物繊維は、皮に多く含まれています。
そのため、無農薬のものや安全性の高いリンゴを選んだり、よく洗うなどして皮ごと食べるようにするとよいでしょう。

◎すりおろす

すりおろしたりミキサーにかけてジュースにすると、栄養分が消化しやすくなり、効果を高めることができます。

皮ごと食べるのが苦手な方にもオススメです。
またすりおろして食べると、下痢にも効果的だと言われています。

◎焼く・温める

リンゴは、熱を加えるだけで便秘に効果的な成分・ペクチンがおよそ9倍もアップすると言われています。そのため、時間がある時は生より断然焼いた方が◎ですよ。

(焼きリンゴの作り方)

引用元:http://www.ringomuseum.com/img/re01.jpg

①リンゴの種を取り除き、食べやすい大きさに切る。
※この時、皮をむかないのがポイントです。
②リンゴを耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジで5分間(600W)加熱する。
※レンジやオーブンを使用する場合は100℃以上で5分間加熱

リンゴを食べる上での注意点

リンゴを切って放置しておくと、茶色く変色してしまいます。

これはポリフェノールの成分が空気と結合して起こる現象で、
ポリフェノールの効果が薄れてしまいます。
食べるまで時間が空く際は、
塩水やレモン汁に浸すようにしましょう。

いかがでしたか?

1年中スーパーなどで購入でき、
比較的手軽な価格で手に入るリンゴ。

リンゴで便秘解消を目指す場合
毎日継続して食べることが大切なので、
少しの量であっても毎朝摂り入れたい果物です。

ヨーグルトに混ぜたり、ジュースにしたり、
焼きリンゴにしたりと変化をつけて、
毎日楽しみながら食べ続けてみてくださいね♪