便秘で肌荒れ!今すぐ解消する方法教えます!

男性に比べて女性の方が便秘になりやすいと言われています。

「便秘になると、必ずといっていいほど肌が荒れてしまう」と悩んでいる方、多いのではないでしょうか?

一度肌荒れしてしまうと、どんなにスキンケアを頑張ってもすぐには元に戻ってくれず、イライラしてしまいますよね…

そこで今回は、便秘による肌荒れをすぐに解消する方法、こっそり教えちゃいます♡

なぜ便秘と肌荒れが関係あるの?

便は、食べたものが消化吸収され、体にとって不要になったもの。

体には必要のないものなので、排便によって体の外に出し、人は健康的な状態を保っています。そんな不必要なものが腸内に長く留まってしまうと、腸内環境を整える善玉菌の働きは低下し、弱く少なくなってしまいます。

善玉菌が減少してしまうと、悪玉菌が増え、有害物質やガスを発生させしまうことに。

体は、これら有害物質を体の外に排出しようとしますが、便が詰まっているため、腸壁から吸収され、血液にのって全身をめぐることに…。想像しただけでも、体に悪そうですよね(汗)。

有害物質やガスを含んだ血液は、ドロドロ。

血液の循環も悪くなってしまうので、新陳代謝がうまく行われず、肌のターンオーバーも乱れてしまうことに。その結果、古い角質が肌に残り、肌荒れを起こしてしまうと言われています。

便秘を放置すると肌荒れ以外にもこんな症状が・・・

便秘の症状を放置して何日も経ってくると、肌荒れのほかにも体には様々な異変が現れはじめます。肌荒れ以外の症状を詳しく見てみましょう。

①食欲が湧かない

腸に便が長い間溜まってしまうと、腸全体の動きが低下し、食欲が低下してしまうと言われています。

②吐き気がする

便秘になると、腸には便のみならずガスも一緒に溜まっていきます。

この状態が続くと、胸のあたりが下から圧迫されている感覚が続き、食欲が低下したり、吐き気を感じる人もいます。

③お腹が張る

腸に便やガスが溜まることで、お腹はカチカチに張ってしまうことも。中には、動けなくなるほどの強い腹痛を感じる人もいます。

④だるさや疲れが取れない

脳と腸は、およそ2000本の神経で繋がっていると言われています。

そのため、腸の地調子が悪い場合、脳はその不調をだるさや疲労感として認識するそう。そして「体を休めなさい!」といった指令を出すことで、疲労感を感じると言われています。

⑤肩こりや腰痛

腸に便が詰まると、腸は膨らみ、周りの神経や血管を圧迫してしまいます。これらの状態が長く続くと、神経に刺激が与えられ、肩こりや腰痛を発症する人もいます。

⑥痔になる

腸に溜まった便は、徐々に水分を失い、硬くなってしまいます。硬くなってしまった便は滑りが悪く、なかなか排便されないために、肛門が切れるなどして痔になってしまいます。

便秘による肌荒れ解消にはこれが効果的!

ほとんどの人が経験する便秘。そのため、案外軽く考えがちですが、肌荒れ以外にも体に様々な影響を与えることが分かりましたね。

便秘は万病の元と言われるのも納得です。そんな便秘は、悪化させる前にできるだけ早い段階でスッキリさせるのがベスト!

便秘による肌荒れを解消するための対処法は、これらが効果的です!

①水分を摂る

腸に長い間留まった便は、水分を失って硬くなってしまっています。便のカサを増し、スムーズに排出しやすくするためには、細目に水分を摂ることが大切です。

冷たい水がいいという人もいますが、寝起きに冷たすぎる水は体が驚くので、常温がいいでしょう。さらにもっと美容効果を狙うなら白湯がオススメです!

②食生活を見直す

ファーストフードや甘いデザートなど、自分が好きなものばかり食べている人は要注意。

これらの食べ物は、腸の働きを衰えさせる悪玉菌を増やしてしまうと言われています。

理想は一汁三菜のバランスの摂れた食事内容ですが、それが難しい場合は、食物繊維を多く含む野菜や果物、腸の動きを活発にさせる乳酸菌が含まれるヨーグルトや納豆などを積極的に摂るようにしてください。

③質のよい睡眠をとる

腸が正常に働くためには、質の良い睡眠を取ることも大切です。

腸は、副交感神経が活発化する22時~翌2時に活発に動くことから、この時間帯は“腸のゴールデンタイム”と言われています。

副交感神経の働くピークは0時と言われていて、この時間にすでに眠りについていることで、腸正常に活動させ、排便しやすい環境を整えることができます。

④適度に運動する

便は、腸のぜんどう運動によって外に排出されますが、便秘の場合、このぜんどう運動が低下してしまっています。

これに刺激を与えるには、運動が効果的。なかでも腹筋は、効率よく刺激を与えられると言われているようです。

便秘で肌荒れした時の対処法まとめ

便秘のメカニズムや与える影響を詳しく知ってしまったら、「たかが便秘」なんて思えません(汗)。

美しい肌をキープするためには、極力体内に便を溜め込まず、巡りのよい体質を手に入れて、体の内側からキレイになる必要がありそう…。

食生活の見直しや早めの就寝、適度な運動に水分補給と、やるべきことは結構多くて大変ですが、これらを行うことで、便秘による肌荒れだけでなく、いろんなメリットが得られるはず!

だから、毎日コツコツと便秘対処法を続けて、若々しい肌&体を手に入れたいものですね。

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YU-RI

職業:美容ライター
学歴:薬学部卒
趣味:料理・雑貨屋巡り
便秘に悩まされ続けて30年近く。最近ようやく解消するコツが分かってきました。人によって解消法も変わりますが、その人に合った解消法に導けるよう色々な便秘解消法を試していきます!