便秘解消に効果的なものと言ったら、乳酸菌!
テレビCMや広告媒体などで“生きたまま腸まで届く”といった売り文句を見たり聞いたりしたことがあるかと思いますが、今は様々な種類の乳酸菌飲料が売られていますよね。
その中で、代表的な乳酸菌飲料と言えばやっぱりヤクルトではないでしょうか?今回は、ヤクルトが本当に便秘解消に効果的なのかを徹底検証!
効果的な飲み方まで、詳しくお伝えしちゃいます♪
目次
ヤクルトには乳酸菌がいっぱい!82年間愛され続ける理由がわかる

ヤクルトは、今から82年前の1935年から製造・販売がスタート。
発売開始当初から今まで、幅広い世代に愛され続けているロングヒット商品です。日本はもちろん、台湾・ブラジル・香港・韓国・シンガポール・メキシコ…など世界38か国で販売され親しまれているというから、驚きですよね!
ヤクルトが世界中の人から愛されているのは、美味しく飲めてしかも手軽。そして健康維持に役立つからではないでしょうか♡
特に、万病の元と言われる便秘の解消に効果的と言われ、便秘解消のために毎日飲んでいるという人も少なくありません。
では、一体なぜヤクルトは便秘に効果的と言われているのでしょうか?
悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすヤクルト

便秘を訴える人の腸内は、有害な腸内細菌=悪玉菌が優位になってしまっていると言われています。
悪玉菌は有害物質を発生させますが、その有害物質の影響を受けて、腸の蠕動運動は低下してしまいます。
そのため、善玉菌が優位となる腸内環境を整えることが、便秘解消の第一歩と言えるのです。
その点ヤクルトには、良い菌を増やして悪い菌を減らす乳酸菌シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が、1本80mlになんと400億個(※ヤクルト400の場合)も含まれています。

そのために、腸内環境を改善し、お腹の調子を整えることができるのです。また、消費者庁長官の許可を受けた特定保健用食品「トクホ」でもあります。
この特定保健用食品「トクホ」で認められている乳酸菌シロタ株には“3つの働き”があると言われています。
⑴悪玉菌の増殖を抑える

生きて腸に届いた乳酸菌シロタ株は、乳酸を作り出し、腸内を弱酸性の状態に保つと言われています。
腸内が弱酸性の状態に保たれれば、善玉菌は活発化。一方、便秘の原因となる悪玉菌は減少し、増殖を抑えることができると言われています。
⑵腸の蠕動運動を高める
シロタ株が作り出す乳酸は、腸の蠕動運動を活発化させる働きもあります。腸の働きが活発になれば、便の水分量なども正常になり、スムーズに排便しやすくなります。
⑶腸内の腐敗を防ぐ
腸内が腐敗すると、便やおならが普段以上に臭くなったり、口臭や体臭、肌荒れなどを引き起こすことも…。
乳酸菌シロタ株は、悪玉菌の増殖を抑えることができるため、その結果腸内の腐敗も防ぐことができます。
ヤクルトに含まれる乳酸菌シロタ株は、便秘の症状を改善するとともに、その原因となる腸内環境をしっかりと整えてくれるんですね♪
新しく発売された「Newヤクルト」という商品もありますが、これは1本65mlに乳酸菌シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が200億個と、乳酸菌の数で言えば「ヤクルト400」の2分の1。
価格は、「ヤクルト400」が1本80円(メーカー希望小売価格、税別)に対して、「Newヤクルト」は1本40円(メーカー希望小売価格、税別)と半額ですが、頑固な便秘でお悩みの方は、やはりロングセラーである「ヤクルト400」がおすすめ。
カロリーが気になる人には、乳酸菌シロタ株は400億個のまま、カロリーだけを30%カットした「ヤクルト400LT」1本80円(メーカー希望小売価格、税別)が、甘さ控えめでおすすめです。

1日にどれくらいヤクルトを飲めばいいの?
ネット上では、「ヤクルトを3本飲むと最強!」といった情報が流れていますが、それは果たして本当なのでしょうか? ヤクルトの公式サイトを見てみると…
“1日1本、毎日続けて飲むこと”と記載されていました!
食品などで取り入れた乳酸菌は、ずっと腸内に留まることができず、早くて翌日には便と一緒に体外に排出されてしまうんだとか。
そのため、たくさん飲んでたくさんの乳酸菌を摂り入れるよりも、1日1本でもいいので、毎日継続することがとっても大切なんだそうですよ!
ヤクルトを便秘解消に効く飲むタイミングはいつ?
ヤクルトはお薬ではないので、好きな時に飲んでOK。
でも、せっかく毎日飲み続けるのであれば、ヤクルトの効果を最大限に発揮できる飲み方で飲みたいですよね。便秘解消の効果を高める飲み方とは…
食後に飲む
乳酸菌は、熱や胃酸に弱いという性質があります。基本的に乳酸菌シロタ株は、生きて腸まで達することのできる菌なので、胃酸などによって死んでしまうことはありませんが、食後に飲む方がより効果的と言われています。
飲むタイミングを決めておく
ヤクルトは、1日1本・食後が効果的というのは分かりましたね。そして、毎日継続することもとても重要と言われているので、例えば「朝食の後に飲む」「夕食後に飲む」など、自分のライフスタイルに合わせて1日の中で飲むタイミングを決めておくと、飲み忘れが防げます。
温めて飲まない
乳酸菌は、40度ほどで死んでしまうと言われています。そのため、温めてしまうと効果が得られなくなってしまいます。夏は40度を超える日もあるので、常温で保存する際には注意が必要です。
いかがでしたか?
今回は、便秘解消のためのヤクルトの効果的な飲み方について見てきましたが、いかがでしたか?
ヤクルトは、1日1本毎日継続して飲むことが何よりも大切で、保管方法にも注意が必要ということが分かりましたね!
飲んですぐ効果を実感できるという人もいるようですが、数週間後に便秘が改善される人もいたり個人差があるようなので、ヤクルトで便秘解消を目指す方は、長いスパンで考えて飲み続けてみてください!