便秘解消に効果的な飲み物に豆乳がある事をご存知ですか?
実は牛乳よりも良いという人も続出中。
そのワケは豊富な栄養価と特に、生理前の頑固な便秘や、妊娠時の便秘に最適な飲み物なんだとか!
そこで今回は、便秘解消力抜群の豆乳の効果や、効果的な飲み方について詳しくご紹介していきます。
目次
豆乳が便秘解消に効くって本当? 牛乳よりも効果高いという噂も・・・
豆乳が便秘解消に効果的と言われる根拠って、一体何なのでしょうか?まずは、豆乳に含まれている成分から、期待できる効果を見ていきましょう。
豆乳の成分⑴食物繊維
便秘に効果的な代表的な成分といえば、食物繊維です。豆乳は牛乳とよく似ていますが、原料は大豆と、全く異なる飲み物。
大豆は豊富な食物繊維を含んでおり、大豆から作られた豆乳は、100mlあたり0.2gの食物繊維を含んでいると言われています。
この食物繊維は、便に水分を含ませてやわらかくする働きのある水溶性食物繊維。そのため、便が硬くなって排便の際に痛みを感じている人や、コロコロ便の人には特にオススメです。
豆乳の成分⑵大豆イソフラボン

大豆イソフラボンは、女性ホルモンの一種である「エストロゲン」(卵胞ホルモン)に似た働きをすることから、女性に嬉しい栄養素として注目されています。
そして、生理前の便秘にも効果を発揮すると言われています。
多くの女性が生理前に便秘になってしまうのは、子宮の収縮を抑えたり、腸の働きを抑える働きのある「プロゲステロン」(黄体ホルモン)が多く分泌されているから。
これは、妊娠期にも大量に分泌されるため、妊婦さんは便秘になりやすいと言われています。
一方、大豆イソフラボンは、生理の終わりごろから
排卵期の前まで多く分泌されるホルモン
「エストロゲン」(卵胞ホルモン)と似た働きをするため、
「プロゲステロン」(黄体ホルモン)とのバランスが取れ、
腸の働きも活発になると言われています。
豆乳の成分⑶2種類のオリゴ糖

オリゴ糖は、腸内環境を整える善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす働きがあると言われています。
豆乳には、ラフィノースと大豆オリゴ糖と呼ばれる2種類のオリゴ糖が含まれているので、便秘解消のために大いにパワーを発揮してくれます。
豆乳の成分⑷マグネシウム

豆乳には、豊富なマグネシウムが含まれています。マグネシウムは、大腸内の水分を集め、便をやわらかくする働きがあるため、よりスムーズに排便できるよう促すことができます。
豆乳には便秘解消以外にもこんな効果が!
豆乳には、便秘解消以外にとっても嬉しい効果が期待できるようなのでご紹介しましょう!

バストアップ
豆乳には、大豆イソフラボンが豊富に含まれています。これは、女性ホルモン・エストロゲンと似た働きを持ち、胸のハリを保つ作用があるとも言われています。そのため、バストアップにも◎です。
美肌効果
豆乳には、肌の新陳代謝を促し、ハリと弾力を与える「ビタミンB」や、血行を促進して肌荒れを防ぐ「ビタミンE」、肌の新陳代謝を促し保湿効果のある「サポニン」が多く含まれています。そのため、美肌効果も期待できると言われています。
PMS症状の緩和・イライラ解消
女性ホルモンの影響を受けて、生理前になると肌が荒れたり、イライラしやすくなったりしてしまいがち。そんな時にも、豆乳に含まれる大豆イソフラボンが大活躍。ホルモンバランスを整えてくれ、PMS症状を和らげてくれます。
便秘解消効果がアップする飲み方は、豆乳に〇〇〇加える!
豆乳を選ぶ際のポイント
豆乳には、「成分無調整豆乳」「調整豆乳」「豆乳飲料」の3種類があります。便秘解消のために飲むのであれば、やはり大豆と水だけで作られている「成分無調整豆乳」が最も効果的です。ただ、飲みづらさを感じる場合は。調整豆乳でも問題はありません。
豆乳の効果的な飲み方
豆乳を飲む際は、1日200mlが理想。なぜなら、豆乳200mlには、大豆イソフラボンの1日の摂取目安量が含まれているためです。
豆乳を飲むタイミング
豆乳の飲むなら、目覚めてすぐ飲むのがベストです。そうすることによって、就寝中に休んでいた胃腸に刺激を与え、活動を活発にさせることができます。
便秘解消効果を高める飲み方
豆乳+きなこ
きなこは、豆乳と同様、大豆を原料としています。そのため、食物繊維が豊富。また、葉酸やビタミン、カルシウム、カリウム、マグネシウムといったミネラルも豊富なので、妊婦さんにも最適です。ただ、意外と高カロリーなので、摂取のしすぎには要注意。
200mlの豆乳に対して、きなこ大さじ1杯ほどが適量でしょう。
豆乳+ハチミツ
ハチミツには、善玉菌を増やして腸内環境を整える「グルコン酸」を含んでいます。この「グルコン酸」は、今注目のマヌカハニーに特に多く含まれているそう。
豆乳が飲みにくいと感じる人は、ハチミツを加えることで飲みやすくなります。また、グルコン酸は熱に強い成分でもあるので、温めて飲むのもオススメです。
豆乳+バナナ
便秘解消に効果的と言われる代表食材のバナナ。
バナナは豊富な食物繊維に加え、オリゴ糖や腸の活動を高めるレジスタントスターチが含まれているため、豆乳に加えることでさらに効果がパワーアップ!
しかも、豆乳バナナジュースにすることで、風味や口当たりがよくなり、とても飲みやすくなります。
豆乳+青汁
様々な野菜を配合した青汁を豆乳と組み合わせることで、栄養バランスは抜群に!
しかもお互い味やニオイにクセがあるので単品だと飲めない人でも、2つを混ぜ合わせることでクセが消されて飲みやすくなります。
いかがでしたか?
豆乳が便秘に効果を発揮するのは、飲み始めて遅くても1週間ほどといわれています。
そのため、もし1週間飲み続けても便秘が解消されない場合は、豆乳はあなたの便秘解消には合っていないということ。
○○○を食べれば便秘が解消する!と言われる食品や飲み物にも、それぞれ合う合わないがあるため、自分に合う食品や飲み物を早い段階で見つけておくとよいですよ♪
当サイトでは、様々な便秘に良いとされる食品を紹介しているので、豆乳が合わなかったという人は、他の食品・飲み物で試してみてくださいね♪