便秘解消にバナナは本当に効果アリ?スッキリ出すための効果的な食べ方を検証!

バナナが便秘に効果的なのはよく知られていますが、その食べ方間違ってませんか?今回は、損しない便秘解消に効果的なバナナの食べ方を徹底検証!便秘解消以外のバナナのすごいパワーも発見!

便秘解消にバナナって効果あるの?

便秘に効果的と言われている代表的な食べ物といえば、バナナ。「お腹が張ってきたな」「最近お通じがない」と感じたら、まずバナナを口にする人も少なくないのではないでしょうか?

食物繊維が豊富!

バナナが便秘に効果的と言われている理由の一つは、食物繊維が豊富に摂れる点にあります。

バナナに含まれる食物繊維は、100gあたり1.5g。

それに比べて干しブドウは2.9g、干し柿は12.7gと、数値的に見ると少なく感じますが、干し柿は1個35gなのに対して、バナナ1本分は120gもあるので、干し柿1個分とバナナ1本分の食物繊維の含有量はさほど変わりません。

少し干し柿の方が多く含まれてはいますが、バナナの方が安価で、気軽に毎日の食事に摂り入れられる点が◎。また、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく含んでいる点も魅力です。

腸の蠕動運動を高める「レジスタントスターチ」を含有

バナナには、レジスタントスターチという消化されにくいでんぷん質が多く含まれています。

これは隠れ食物繊維とも言われている成分で、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方の性質を併せ持っていることから、便秘解消に直結すると言われているようです。

腸内環境を整えるオリゴ糖も入っている!

バナナが便秘に効く理由はもう1つあります。

それは、バナナにはフラクトオリゴ糖が豊富に含まれているということです。便がスムーズに出なくなっている腸は、悪玉菌が優位になっている状態。

便秘を改善するためには、腸の働きを活発にする善玉菌を優位な状態に保つ必要があると言われています。

オリゴ糖は、善玉菌の大好物なので、オリゴ糖を摂り入れることで、善玉菌が優位となり、腸内環境を整えることができるのです。

バナナは便秘以外にもこんな効果が期待できる!

バナナというと、どうしても便秘解消の効果がクローズアップされがちですが、実はそのほかにも嬉しい効果が期待できるってご存知ですか?

美肌効果・アンチエイジング

バナナには、タンニンなどのポリフェノールや、βカロテン、ビタミンCも豊富

これらには、老化の原因となる活性酸素から体を守る抗酸化作用があり、アンチエイジングにつながると言われています。また、美肌成分でもあるため、肌荒れなどを防ぐ効果も期待できます。

むくみ解消

バナナは、果物の中でカリウムの含有量がトップクラス!カリウムには、体内の余分な水分を排出する働きがあり、むくみにも効果的です。

リラックス効果

バナナには、トリプトファンと呼ばれる成分が含まれています。

これは、ハッピーホルモンとも言われるセロトニンの材料となる成分。セロトニンが十分な量分泌されると、心が落ち着く・集中力が高まるといった効果も期待できます。

安眠効果

上で説明したトリプトファンという成分は、質の良い睡眠を促すメラトニンの材料としても使われます。

また、バナナ自体にもメラトニンが配合されているため、安眠効果があるのではないかとも言われています。

便秘解消にバナナを食べるならこのタイミングが○

便秘解消のためにバナナを食べる場合、いくつかのポイントを抑えた方がベター。いくつかの食べ方のコツを教えちゃいます♪

熟していない青いバナナを選ぶ

便秘を解消するために大きな役割を果たすのが、上で紹介した「レジスタントスターチ」という成分。

この成分は、実は完熟したバナナにはあまり含まれていないと言われています。そのため、バナナを選ぶ際は、あまり熟していない青めのバナナを選ぶようにしましょう。

食べるタイミングは朝がオススメ

排便のために腸が活発に働くのは、朝の時間帯。朝に食事をしっかりと摂ることで、胃や腸に刺激を与え、腸の蠕動運動(ぜんどう運動)を活発化させると言われています。

ただ、忙しい朝の時間帯に食事をゆっくり摂るのは難しいもの…。

でも、バナナであれば皮をむくだけですぐに食べることができ、なおかつすぐにエネルギーに変わるので、朝食代わりとしてもピッタリです。

バナナの便秘解消効果を高めるおすすめの食べ方

ヨーグルトをかける

ヨーグルトに含まれる乳酸菌も、善玉菌のエサとなって腸内環境を整えることができる成分。

バナナに含まれるオリゴ糖・食物繊維と一緒に摂取することで、効果を高めることができます。

ハチミツをかける

ハチミツには、善玉菌を増やし、腸管を刺激する「グルコン酸」を含んでいます。

また、バナナにも含まれるリラックス効果のある「トリプトファン」も含まれているため、ストレスが原因で便秘となっている人や、不眠で悩んでいる人にもオススメの組み合わせです。

アーモンドと一緒に食べる

アーモンドに含まれる食物繊維は、100gあたり11gとトップクラス。

また、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類を含んでいて、整腸作用が期待できると言われています。

ハチミツにアーモンドを漬け込んだハニーナッツは、さらに高い効果が期待できます。

頑固な便秘に悩まされていた私も、「バナナ+ヨーグルト+アーモンド+ハチミツ」を毎朝食べ続けることで、毎日スッキリすることができるようになりましたよ♪

いかがでしたか?

様々なアレンジができるバナナは、毎日飽きずに食べることができて続けやすい点も◎。

便秘しらずのスッキリ体質を手に入れるためには、毎日継続してバナナを摂取するのが大切になってくるので、色んなアレンジを楽しみながら、続けてみてくださいね♪

ABOUTこの記事をかいた人

YU-RI

職業:美容ライター
学歴:薬学部卒
趣味:料理・雑貨屋巡り
便秘に悩まされ続けて30年近く。最近ようやく解消するコツが分かってきました。人によって解消法も変わりますが、その人に合った解消法に導けるよう色々な便秘解消法を試していきます!